ライフセラミックスに関わる効能研究の最大の特徴は、ヒトSOS応答理論に基づく探求という理念があることです。SOS応答理論は、生理学、生化学、分子生物学、微生物学、免疫学、進化学、遺伝学、あるいは宇宙生命科学などの多種多様な学問大系を統合しての学際理論です。そして、そのSOS応答理論を検証する物質として、ライフセラミックスは
有要となりつつあります。ライフセラミックスの想像を超える多面的な作用が発見されてきているからです。
なお、SOS応答理論は、ヒトの命を守ることのみならず、危機管理社会システムあるいは宇宙環境をも見据えるものです。具体的には、例えば、ストレス緩和効果のあるライフセラミックス処理水は長時間の保存が可能ですので、災害時の活用飲用水としての価値があります。このことからもSOS応答理論が明らかにしているストレス緩和と危機管理の一体化に適合する素材として、ライフセラミックスは該当すると考えられるのです。
したがって、ライフセラミックス効能に関する深遠なる研究の社会的展開、あるいは人類の未来の糧としても期待されます。
いずれにせよ、健康食品を保証するための理念が大切なのです。生命科学のみならず社会科学などのあらゆる科学を抱合させての理念に基づく検証作業を必要とするのです。日本で、そして世界で、「これこそ、健康維持に有要な素材です」と称されるべきものは、基盤となる理念なくしては言えない、ということを強調できる社会となることを願う次第です。
動画 | 掲載ページ | 掲載年月日 |
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2010春 千葉大学・亥鼻キャンパス |
キャンパス便り | 2010.5.26 |
蘇る風景2010 春の亥鼻山と千葉市内 【前編】 |
キャンパス便り | 2010.7.23 |
無から有を生む生命科学探究の四十五年間—ヒトのSOS応答生理機能の創成および放射能汚染調査の残照— |
生涯学習講座 | 2012.6.19 |
講演1:生体と水 〜被災者に対する健康管理の視点から〜 |
生涯学習講座 | 2011.12.6 |
報道から考える放射線汚染問題 |
オンライン書庫 | 2012.1.10 |